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安全第一

IMG_3887.jpg
「5月30日、空いてませんか? ガイドお願いできませんか? 普賢岳の登山で20名です、
 詳しいことは後日に・・・・」
「ハイ、空いてますので、ガイドお引き受けします」
後日、ガイドのプリントをいただき、内容を確認。
名鉄観光さんのハイキングツアーで、5月30日(土)に仁田峠に10時15分にバスが到着し
妙見岳から普賢岳、その先の霧氷沢、あざみ谷を経由し仁田峠に戻り、バスで14時40分には
福岡空港に向けて発つコース企画だ。
ウ~ン・・・コレはどう考えても無理。
まずこの時間で、霧氷沢にはとても無理だし、普賢岳も厳しい。
それに団体名が名鉄ハイキングツアーとなっている、トレッキングツアーじゃない?
参加者の年齢を確認すると、60~70代の20人だ、やっぱりそうだ。
ウ~ン、今までの経験からして、最初の仁田峠から妙見岳までの急登の40分で
何人も脱落しており、時間を稼ぐことも考え、ロープウェイの使用を提言し、了解を得る。

IMG_3888.jpg
でもまだ不安。
参加人員に大人20名(健脚者)+添乗員1名となっているが、健脚とは・・・・?
それに一番の問題は天候で曇りのち雨の予想だが、山では間違いなく降る。
急登の普賢岳と鬼人谷は雨が降ると、滑りやすく危険なのだ。
バス出発予定時間から逆算し、各ポイントの通過時間を計算してみた。
各ポイント間の所要時間と休憩時間など計算し、まずロープウェイに10時40分に
乗れるかが問題だ。
バスが予定どおり10時15分に着いても、トイレや準備体操、予定説明、人員確認など
やることがいっぱいだ。

DSCF3904-crop.jpg
10時30分、15分遅れでバス到着です。
【日本の宝物「天草・観海アルプス」とミヤマキリシマ咲く「雲仙」】 名鉄観光サービス

昨夜作ったコースタイムのプリントを添乗員さんに渡したが、
「申し訳ありません、折角作ってくださったのに、仁田峠発の時間の2時40分を
2時に変更してください」とのこと。 (福岡空港までの道路の渋滞が予想されるため)
計画の変更、天候の悪化もあり添乗員さんから、ガイドさんの判断にお任せしますので
よろしくと。

DSCF3894.jpg
本日のコース説明と注意事項の確認、体操をしロープウェイに乗り、スタート。

DSCF3902.jpg
妙見岳周辺にはまだミヤマキリシマがわずかに見られる。

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晴れなら普賢岳、平成新山が前方に見れるところだが、雲に覆われ全く視界なし。

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雨で濡れた登山道をゆっくり慎重に歩くが、雨、風が急速に強くなり、「国見分かれ」まで
たどり着いたが、「この先は鬼人谷という急な下りで、また普賢岳の急登はこの状況では
濃霧で視界もなく滑りやすくとても危険なので、安全を考えるとここで引き返す・・・・」と説明し
全員の了解のもと、引き返すことにしました。

DSCF3898.jpg
「妙見神社です、ロープウェイまでもう少しです、頑張りましょう」

ロープウェイに無事辿り着き、職員さんにロープウェイの運行を確認すると「大丈夫ですよ」と聞き、
休憩室で昼の弁当を食べ始めたところに「雷の危険や強風となりこの便で運休します」との
連絡があり急遽、ロープウェイで降りることになったが、一部の参加者から添乗員さんに
ロープウェイを使わず、仁田峠まで歩いて下りたいとの申し出があったそうで、全員を集め
ガイドさんから現状を説明しロープウェイで全員降りるよう話してと依頼があり
「ロープウェイもこの便で天候の悪化で運休し、雷、強風、視界不良で登山道を歩いて下るのは
とても危険で、団体行動をお願いします」。

無事にバスまで帰り着き、一安心。
最後に、バス内で話す時間をいただき「悪天候で普賢岳まで案内できず申し訳ないです、
コレに懲りずまた是非雲仙にお出で下さい。 次回は雲仙に宿泊してゆっくり登山
いただけるような計画でお出で下さい。 添乗員さん是非、企画お願いします・・・・」と。

今回、20人を一人(本来は二人)でガイドすることで不安だったが、女性添乗員さんが
後方をカバーしてくださったが、とても優秀な添乗員さんで、緊急のロープウェイとの交渉や
参加者へのガイドとして判断の説明のタイミングなど、素晴らしいフォローでした。
さらに雲仙に宿泊し登山するする企画だったら、もっともっと素晴らしかったです。

DSCF3913.jpg
下山後まもなく、仁田峠循環道路も濃霧のため通行止めとなりました。
仁田峠であった関西からの登山初級ツアーはあざみ谷経由で普賢岳に登っているはずだが
無事下山しただろうか、他の一般登山者達も心配だ。
今までの登山ガイド経験上では初の途中で残念し引き返す事態となりましたが
登りたい、登らせたいの気持ちはあるけど、「安全第一」の判断で、間違いなかったと
思っています。
是非今度は、いい条件で皆さんをガイドしたいものです。

DSCF3907.jpg
雲仙お山の情報館には、仁田峠循環道路や雲仙ロープウェイの情報など
気軽にお尋ねください。
島原半島の観光や体験ツアー、ガイド依頼などは、島原半島観光連盟に。

   雲仙お山の情報館  http://unzenvc.com/
   雲仙ロープウェイ   http://unzen-ropeway.com/
   島原半島観光連盟  http://www.shimakanren.com/ 




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ご無事で何より

お疲れ様でした!
賢明なご判断でしたね。
いよいよ、川おじさんへの信頼が増します。
まのじ一行が行くときは、ぜひガイドをお願い〜!!

まのじさんへ

コメントありがとうございます。
今回のツアーは年配者ばかりで、中断の判断にも素直に
従ってくださいましたが、いろんな意見が出てくることが
考えられますが、「安全第一」で行動するだけですね。
まのじさん御一行のお越しを楽しみに待っています。
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