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中尾川源流探索とガリー その1

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平成の噴火で千本木地区に大火砕流が発生し、雨で土石流が発生した最上流部で
中尾川の源流部を確認したくて行ってみることにした。
昨年の夏、急傾斜を登れず途中で残念したので、今年はリベンジで再挑戦だ。
まゆやまロードの途中の展望所で計画を練る。
平成新山がそびえ二つの山の間に絶壁(赤丸内)が見えるが、多分あの辺が源流部と思われる。
前回は下から登り途中残念したことから、今回は上から探索することにした。
平成新山の直下にある、平成新山ネイチャーセンターまで車で登り、そこから
山中に入る計画だ。

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展望所(写真内の現在地)に説明パネルがあったので、平成の普賢岳噴火の
千本木地区火砕流災害について思い出してほしい。
火砕流が垂木台地を越え、千本木地区を襲った。

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垂木台地には深い渓谷(写真中央)になっており、今からその渓谷の上部に行く。

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平成新山ネイチャーセンターに着くと、大きな平成新山が目の前にある。
センターの方に地形情報を聞くが、山中に入ったことがないので判らないそうで
とりあえず勘で行ってみる。

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途中に、噴火災害時の緊急避難用のシェルターがあった。
数百度の火砕流から身を守る為のものだ。
ドアノブを回してみると、さすがに鍵は掛かってなく、内部はコンクリートで強固に作ってある。

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見当をつけ入山しようとするが、木柵の外側には丁寧にイノシシの金属防御柵が設置してあり
低いところを捜し、例によって心の中で「入ります」と唱え柵を飛び越す。

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中はススキやカワタケ、カズラなどで、棘を避けながらイノシシの通った跡を
辿りながらクネクネと進んでいく。
イノシシの通り道を使わしてもらってるので何時出くわすか判らないので、
時々「オーイ、オーイ」と叫び、人間の所在を知らせながら進んで行くが、
まさか「オーイ」の声に「なあに」と答えてイノシシが出てくると困るので
次からは、「あっち行け」と叫ぼうと思う。
それとも熊よけの鈴でも腰に付けるか、下手な歌でも歌う手もある。

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イノシシの寝床発見。
写真では平面で判りにくいが、ススキが丸くへこんでいいベットになっている。
普通、TVの番組だったら寝床を手で触り、「まだ温かいので近くにいる」となるのだろうと
変な妄想が浮かぶ。
でも一人だから、こんなことでも考えながら楽しくやらないと・・・・。

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平地を過ぎると、急な下りになり木々に摑まりながら滑らないよう注意し下る。
下るとあっちこっちに大きな石が点在していて、進むと視界が開けた。
航空写真で確認すると、写真の中央から下の赤い点にいるようだ。
位置的に上流と下流が見れる出っ張ったベストポジションに偶然出てきたみたいだ

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上流の方を眺めると平成新山が見え、火砕流で削られた先端部分が望めた。
四つんばい状態でススキをどかして写真を撮る。
真下を覗いてみたい衝動にかられたが、時々落石の音が響き、立って端まで行く勇気はない。
多分、30~40mの断崖の先端部にいると思われるが、尻の穴がキュンと締まり、
体が恐怖に敏感に反応している。

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対岸を眺めて、自分が同じような不安定な場所に居ることが判ると
あまり長居できない。

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下流側に数メートル移動して覗くと、ジグザクに火砕流や土石流が流れ下った
ガリー(流水などで岸壁が侵食されできたV字状の溝)が見られる。
左に曲がったところの絶壁が、島原市内からも見える絶壁だ。
今日の目的、中尾川源水らしき水は確認できない。
もう少し下流なのだろうか?
下流側に移動して探してみたいが、この場所を移動するのもままならず
それに今日は絶景も見れたし疲れたので帰ることにする。
明日、出直すことにするが、今度は下から登ることにしよう。
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theme : アウトドア
genre : 趣味・実用

comment

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No title

パチパチ!!

拍手だけでは足らないのでコメントも。

いやいや立派なジオ説明書ですね。

これほどのジオパーク解説は始めてみました。

自らの足で踏み入ってはじめて分かる情景、情報が

感じられます。

このようなガリーの経年変化は治水、砂防に必要な情報なのですが

国、県、市の担当部署はやってるんでしょうか??

川おじさんこれを手始めに

島原半島の他ジオパーク指定場所の解説もお願いします!!!!

装備などのお手伝いします。

ガンバレ!!!

No title

機械屋さん、ありがとうございます。
先月、平成新山について登山ガイド引率による
登山解禁の要望が出されていましたが、事故などの
恐れから行政は及び腰状態のようです。
私は登山解禁大賛成で、もし解禁されれば
ガイド登録できないかと思っています。
今回の場所も、すばらしいジオサイトで是非皆さんに
見ていただき自然の驚異を感じてほしいと思っています。
でも中に入るのに蔓や棘がいっぱいでブッシュを
切り開きながら、イノシシとの鉢合わせしないよう
注意しながら進まなければならず、結構苦労しました。
以前、山男が沖縄の伐採用ナイフを購入されたましたが
あのような物で、道を作ったりイノシシと遭遇した時
戦えるような物はお持ちでないでしょうか?
今度お会いしたときにでも相談します。

翌日、下から登り続編の「その2」の記事を作成中で
後日アップ予定です、読んでいただければと思います。

No title

やはり大変なんですね。

良ければ山刀お譲りしますよ、どうせ私が持ってても

宝の持ち腐れ。

それに武器としてはスキーのストックなどいいですよ

軽くて強くて杖にも槍にもなります。

次回サクラ材をもらいに行く時もって行きます。

イノシシ対策、知り合いが云ってましたが

網などがよさそうです、つまりイノシシの足が絡まるような

網を持ってていざとなれば闘牛士のごとく

(真意は分かりませんが足が絡まるようなものには警戒

するそうです)

No title

他のジオパーク指定場所の解説は専門の学者さんに
お任せするとして、他の面白そうな所を散策してみたいと
思っています。

イノシシについては、いままで何回も捕獲に立会いましたが
鋭利な槍で刺しても、強靭なイノシシの皮膚に何回も
跳ね返された経験からして、スキーのストックでは全く
歯が立たないと思われますし、密集した草むらの中では
遭遇したら網も使えそうにありません。
首の下から心臓に槍を突き立てて血が噴出し倒れても
近づくと立ち上がり突進してくるぐらい、イノシシはタフです。
いつもイノシシに遭遇した時のシュミレーションをしていますが、
イノシシの胴体への攻撃はほとんど効きめがなく、
脚を止めるのが最良と考えており、
突進してきたら直前で横に牛若丸のように飛びながら
山刀で頭に一撃を加えて怯んだ隙に前脚を立てないよう
攻撃しようと頭の中では思っていますが、遭遇しないよう
することが先決かも。
熊よけの鈴と、へたな歌が一番効き目ありそうです。

今度一緒に登りましょうか?

No title

う~ん

イノシシは正に怪獣ですね!!

しっかりカラオケで鍛えるしかありませんか。

同伴登山よろしくお願いします。
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