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焼山登山と湧水

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焼山には昨年2度仲間と登山し、倒木約10本をチェンソーで撤去し展望所の景観を
遮っている木々を伐採してきた。
今日は一人でゆっくり焼山登山。
焼山登山口の横には、新しく建て直された焼山神社がある。

焼山は、1792年(寛政4年)の噴火で普賢岳北東部から溶岩が約2Km流れ出た
先端部になる。
島原付近では地震が頻発し地割れが生じ、島原市街地背後の眉山の東半分が崩壊し
市街地を抜けて島原湾に突入し、有明海に大津波が発生し熊本、島原半島で
合計1万5000人の犠牲者を出し、「島原大変肥後迷惑」と語り継がれる大惨事と
なった。
当時は溶岩流として流れ出たのに、平成の噴火では、溶岩はすぐ固まり崩落し火砕流となり
駆け下ったが、同じ噴火口からなのに、違うのは何故だろう。  

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焼山登山口のすぐ左側には、溶岩観察広場がある。
溶岩が観察できるかというと、長年の経過により木々が溶岩を覆っている。
溶岩の周りの木々を伐採し見えるようにしたらどうだろう。
広場の木々には、夏はカブトムシやクワガタが集まるポイントだが、
スズメバチも密を求めて集まるので注意。

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登山前に空のペットボトルに、焼山湧水を汲みに行くと先客が大量のペットボトルに
水を汲み車に積み込まれている。
聞くと、遠路長崎市と雲仙市瑞穂町の方で軽トラックに満タン状態だ。
水を汲みながら、近場の湧水スポットについて情報提供。

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さあ登山開始。

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今の時期、歩道には枯葉が積もっているが大丈夫。

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途中、下界を望める場所でのんびりしながら10分も登ると、冷気が吹く場所に
到着したが、この時期には感じられないが夏に汗かいてこの場所に着くと
冷蔵庫の扉を開けた時のように涼しく、汗が引いていく。
木々の間に岩石が多数あるが、多分その隙間から冷気が出ているのだろう。
噴火の前、普賢岳山中の鳩穴のように夏でも氷があったが、そのような穴が
この焼山にもあるのではないだろうか。
他にも歩道沿いの岩の隙間から冷気が出てる所も数箇所ある。

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しばらく登ると、最初の休憩所「千丈岩休憩所」がある。

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千丈岩休憩所からの風景(右側の山は眉山)。
眼下には噴火から18年経った今も砂防提工事が行われており、その全貌が見渡せる。

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千丈岩休憩所から10m程も行くと、「一枚岩」の標識がある。

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30m程下ると一枚岩がある。
急な岩の傾斜を手をつきながら滑らないよう注意して登ってみる。

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高所恐怖症の方は岩の途中から、遠めを覗くぐらいが良い。
勇気のある方は岩の先端から真下を眺めてほしい。
怖いもの見たさに先端まで登り、下を見ると突き出した岩の上にいることが実感でき、
「この岩のバランスが崩れて落ちたら」と恐怖を感じ、頭を引っ込めてしまった。

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10分程登ると頂上の「展望休憩所」がある。

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展望休憩所からは、正面に眉山、右側の上方を見ると平成新山が見える。
平成の噴火の際、写真中央の山と右側の山の間を火砕流が駆け下り、堆積した火山灰が
雨で土石流となり流れ下った場所だが、そこにはいくつもの砂防提が築かれていて、
今はその中を山中からの大量の湧水が流れている。
昨年夏、源流を見たくて急傾斜の薮の中を登ってみたが夕暮れになり途中で諦めた、
今度再度挑戦してみたい。

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頂上の展望休憩所への標識の所に分かれ道があるが、入れないようにトラロープが
張られている。
たしか以前は通行できたはずだが?
「すみません、調査登山です、通ります」と心の中で呟いて通らせてもらう。

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歩道は木々が多少生えて、倒木が何本かあるが通れないことはない。
途中に大きな岩があったが、1792年噴火時の溶岩塊だろうか?

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下って行くと、歩道に鉄柱と鎖が設置してある。
また、途中に「普賢岳には登山できません」の標識があり、登り道があったが
噴火前は登山できたはずだ。

トラロープが張られ通れなくなっているが、以前は焼山登山の周回コースとなっていた
はずだが再開できないのだろうか。
島原半島ジオパークは世界ジオパーク日本第1号加盟されたが、身近に
こんなジオサイトがあるのだから是非整備し通れるよう検討願いたいものだ。
焼山登山は片道20分程で登れるので、登山初体験者や家族連れ、脚力に自信の無い方でも
気軽に登れます。
島原近郊の方、一度登ってみませんか?
登ってみたいが初めてで不安だという方は、コメントに書き込みいただければ
日時など都合が合えば案内できると思います。

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焼山神社の裏に下山すると県道に出る。
車の所に戻ろうと県道を歩いていると、微かに水の流れる音が聞こえた。
音を頼りにガードレール沿いに行くと、木々の間から僅かに小川が見えた。
草むらを降りていくと湧水を発見。
以前、焼山湧水の近くに湧水があると聞いていたが、薮が深く行くのを
躊躇っていたが、こんなところに簡単に入れるところがあったとは。
2箇所の穴から流れ出て、1本の小川になっている。
焼山湧水と50m程しか離れていないので同じ水系と思われるが
今度、水温とPHを測定して見よう。
焼山湧水の小川下流は国交省の管理地だが、この湧水地の沿いは誰の土地だろう?
どちらも薮で普段誰も入ってこない場所だし、水はあるし、秘密基地を作るのに
最適ではないだろうか。
この計画に誰か「この指と~まれ」。
世のおじさん達、少年に戻ろうヨ。
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theme : アウトドア
genre : 趣味・実用

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焼山の画像ありがとうございます

焼山の遊歩道ができたのは、50年位前だったと思います。
当時は、今のような草木におおわれてなく、溶岩のブロックがむき出しで赤松が風水画のように生えているような景観が主だったように覚えています。また行ってみたいと思ってました。懐かしい画像ありがとうございます。

No title

焼山は小学生のジオパーク研修のコースの一つに選ばれて
いますが、溶岩がいっぱい見れたらいいんですけどね。
コメントありがとうございます。

やまびこポイント?

一枚岩の上端から顔を出して、大声で叫ぶとかすかにやまびこが返ってきてたような気がします。あまりに前なことなのでかなりあいまいですが。

No title

やまびこが返ってくるんですか、スゴイです。
今度試してみます。
山に登っているのにやまびこのこと考えた事もありませんでした。
やまびこがうまくいけば、子供達と楽しむことができます。
いいことを教えていただきました、ありがとうございます。
今後共、いろいろご教授お願いします。
もし良かったらコメントの際、ニックネームなど何でも結構なので
Nameに記入いただければ、幸いです。
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