スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

身近な水環境の全国一斉調査 2016

IMG_convert_20160709233847.jpg

6月5日、環境の日、2016年度の全国一斉水質調査スタートです。
今年は水質調査を島原半島を一人で周るのが苦になり、ブログとFBでボランティアを
募集したら、応募がなかったら、また一人でやるかと覚悟はしていましたが
予想が全く外れて多くの方が応募いただきありがとうございました。
折角応募頂いたのに何人かはお断りすることになり、申し訳ありませんでした。


陝イ・カ陷エ貅キ豼陝イ・カ陜ィ・ー陜捺サ難スヲ繧画鴛陜暦スウ_convert_20160705230958_convert_20160709222403

(クリックで拡大できます)
昨年は一人で朝8時から始めて目標の20河川の調査が中々進まず、昼飯もコンビニの
サンドイッチを運転しながら食べて時間を短縮したが夕方6時まで15河川の調査でやっとだった。
でも今回は、折角応募していただいた方達には、調査河川数は減っても自分たちが住んでる
島原半島の川や水質や生物、環境などを知ってもらいながら楽しく調査ができたら
いいなあ~という感じで、やります。
参加者は私を含めて男性2名、女性4名です。
法政大学の小寺先生から調査器具や資料など手配くださりありがとうございます。


P6052385-crop.jpg
水質調査に出発前に、参加いただいたNさんから「東京出張の際立ち寄ったmont-bell
(アウトドア関連メーカー)で、似合うと思って買ってきました、どうぞ」とTシャツを頂きました。
島原・川遊びの会を主催している私に「川の学校」のTシャツのプレゼントすごく嬉しいです。
早速これを着て調査開始です。

P6052331.jpg
昨夜から雨が降っていて小雨になるのを待ち、今回は深江川から調査を開始です。
調査する川の定点は、十数年前に法政大学と水質調査した百数十ヶ所の定点の中から
下流域の代表的ポイントを選定したもので、以前の調査との比較ができることを
考慮しての選定です。
調査は外気温、水温、試水水温、COD(科学的酸素要求量)を測定しますが、調査時刻、
天気、川の様子も記入し、法政大学へ送るサンプルを採水しポリ容器に詰める作業です。
具体的な作業としては、橋の上から温度計付きの採水容器を川の中央に投入し採水する人、
CODの反応時間をタイマーで測定する人、ポリ容器に採水する人、記録表にデータを記入
する人、道路での作業の安全を確保する人を参加者に作業を割り振り、今回は私は
総合プロデューサーとして、のんびり作業を眺める一番楽な役。

P6052330.jpg
川の流れの中央に温度計付き採水器を投入です。

P6052335.jpg
雨の中、パックテストによるCOD測定は難しいです、頑張って。

P6052336_convert_20160705230633_convert_20160709221946.jpg
南島原市有家町の蒲河川で調査です。

P6052337.jpg

P6052338.jpg
「この川はウナギやテナガエビ、ハヤ(カワムツ)、モクズガニなどいっぱいで
遊べる川ですよ、そこに魚道が設置してありますよ」など川の説明。

P6052339.jpg
有家川の測定ポイントですが普段より、雨のために水位が高いです。

IMG_6908.jpg
調査3ヶ所目ともなるとだいぶ作業に慣れてきたようなので、次の川からは
作業担当を替わりましょうと提案。

P6052340_convert_20160705230722_convert_20160709222056.jpg
有馬川での測定です。
採水器の紐が縺れやすので注意です。

P6052342.jpg

P6052344.jpg
有馬川の階段状の魚道です。

P6052345-crop.jpg
「タイマー担当の人、川に到着してから測定終了までの時間を測定して・・・」と指示をだす。

P6052351.jpg
加津佐町の津波見川に到着。

P6052349.jpg
この津波見川の水を取水し上水道として使われている。

P6052347.jpg
脱皮したてのシオカラトンボを見つけ、撮影会。
大人の女性達が目を輝かせて、楽しそう。

P6052350-crop.jpg

P6052352.jpg
ここ金浜川が終わったら楽しい昼食にします、頑張りましょう。

P6052355.jpg
おじさんが石の間の穴にウナギの仕掛けを突っ込んでミミズを餌に釣りをしているが
ボウズのようだ。
そうそうこの金浜川は金浜断層の真上で、布津断層へとつながり雲仙地溝帯となっている。

P6052361.jpg
遅くなりましたがお弁当タイムです。
「おまんじゅうもあるから食べて・・・・」と、ウェイトを気にしながらも
出されたものに手を出す、女性軍、私も。
先が長いから、十分消費するから大丈夫。

IMG_6928_convert_20160705230421_convert_20160709221903.jpg
「折角、小浜まできてるんだからルートを変更して、緑のトンネルを通りましょう」と。
今回の水質調査のボランティアの募集した時、「私で良かったら手伝いますよ」と
メッセージをいただいたHさんから、ワゴン車を提供いただきプロの運転で
あらゆる道路を知り尽くされているので、ルート変更も素早く対応で、バッチリ。
Hさんには運転と、道路や橋の上で調査しているみんなの安全確保をお願いしていた。
本来は私が運転し各測定ポイントに行く所を、◯◯川の◯◯橋と言うだけで、
自動運転で目的地に行けるんで、今日は車内や現地での川の解説に専念でき、楽ちん。

P6052362.jpg
旧小浜鉄道後の緑のトンネル

P6052374.jpg
千々石川に到着、今年も前日の雨と田植の影響で濁っている。

P6052375-crop.jpg
もう調査のコツもつかみ、余裕の感じ。

P6052379.jpg
ちょっと上流の魚道に案内。
「この魚道を見てどう思いますか?」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

P6052391_convert_20160705230810_convert_20160709222132.jpg
山田川の吾妻橋上で調査です。

P6052380.jpg

P6052393_convert_20160705230845_convert_20160709222209.jpg
採水した水で、大学に送る採水容器の中を洗い、目一杯入れ固く蓋をして
測定地点名をラベルに書いて貼り付ける。

P6052396.jpg
パックテストのポリチューブ先端のラインを抜き取り、ポリチューブを折り曲げ空気を抜き
試水を全て吸い上げます。

IMG_6934.jpg
CODパックテストの水温と反応時間は、20℃の時、5分。
ポリチューブに注入して5分後に、標準色の上にのせて比色し記録簿に記入。

P6052401.jpg
国見町の神代川に到着。

P6052403.jpg
採水容器は、ペットボトルの横に穴を開け給水でき、キャップに温度計が入る穴を開けて
温度計を固定し、先端に紐をつけた、法政大学の手づくり器具。
潮が上がってこない最初の橋の上から、流れの中心に採水容器を投入する。

P6052404.jpg
国見町の土黒川。

P6052406-crop.jpg
「オーイ、行くよ」と声をかけても、疲れているはずだけど、まだ笑顔が・ ・ ・ガンバ。

P6052408.jpg

P6052409.jpg
何か見つけたようようだ。

IMG_6940-crop.jpg
タニシ? 何で貝の頂点がみんなつぶれてるの?

IMG_6945_20160709222740833.jpg
有明町の湯江川。
時には、採水のお手伝い。

P6052411.jpg
「何ばしいよっと?」と川遊びに来てた子供達が、珍しげに近寄ってくる。
「これがね、あーなって、こーなって ・ ・ ・ ・ 」と、説明してるが判った?
川が汚れてないか、調べよっと。

P6052413.jpg
子供達が釣った魚を見せてもらう。
こちらで言う、ハヤ、ハエ (正式名:カワムツ)で、ミミズで釣ったようだが、リリース。

P6052414-crop.jpg
「ハイ、チーズ」
川ガキ4人衆、来年は手伝ってよ、後継者養成だ。

P6052419.jpg
さあ、これが最後、島原市の中尾川。
草むらをかき分け、堰までたどり着き、調査。
「終了で~す」

P6052421-crop.jpg
「オーツ、カニがいっぱい、ハーレムのよう」
「ツガネ (モクズガニ)もいるよ、美味しそう」
帰るよー、グズグズしてると置いてくよー。

島原半島水質調査の旅、無事に終了です。
朝8時から夕方5時まで、昨年と同じく15箇所の調査ができたのは、
手伝ってくださった皆さんが的確に作業を確実にこなしていただいたお陰です。
水質調査の方法の習得だけでなく、島原半島の水質や自然、環境など
頑張って説明したつもりですが少しでも理解いただけたらありがたいです。
お手伝いいただき、ありがとうございました。
今後もお付き合いいただけたら嬉しいです、楽しいことを一緒に。 \(^o^)/

P6172464.jpg
採水容器に採取地のラベル貼りと、河川ごとの調査票を作成し法政大学に
郵送し、作業完了です。

IMG-crop_convert_20160705230550_convert_20160709222256.jpg
(クリックで拡大できます)
昨年度の調査結果が発表されたのが上記です。
全国的にみて都市部ではいろんな団体が参加されていて調査件数が多いのですが
九州はまだまだ少ない状態で増えてくれたらいいのですが、まだまだですね。
島原半島を見ていただければ判りますが、赤い点がいっぱいなのは河川の水質が
悪い(CODが6以上)のを表しています。

法政大学の調査報告書には下記のように記載されている。
CODの値の分布を見ると、首都圏と島原半島に集中して6以上の高い値の地域が見られる。
島原半島の農用地の土地利用から由来するものと考えられる。

今回の調査結果をみると昨年より少しは良くなっていますが、まだ赤い点がつく河川があります。
河川への汚染源を調査し対策をうち、水質が良くすることが、海の環境の改善につながり
豊かな有明海を取り戻すことになるのではないでしょうか。
川に野菜の出荷できないキズ物などが大量に投棄してあったり、河川敷でゴミ燃やし、
生活排水など対策を講じることが必要です。
身近な川をのぞいてみませんか。

参加者で2週間後に水質調査の反省会&川の学校を行いました。
みんなから感想や疑問など活発な意見交換が楽しく、時間を忘れて3時間30分も
話し込んでしまいました。
調査の時、「軟水と硬水の場所はどこ?」の質問があったので、硬水と軟水場所の
調査報告書をコピーし各自に配布し、ちょっとお勉強も。
時々、「川の学校」をやってよー、次は子供が入って遊べる川に連れてって、
ツガネを食べたい、スッポンやナマズを捕まえたいなど、女性軍から背中を押されっぱなし。
「ボチボチね」と小さい声で応えるのがやっと。
楽しい集いでした、ありがとうございました、またね。


スポンサーサイト

ボランティア募集、締めきりました

IMG_3958_20160601234705ae3.jpg

「島原半島水質調査・ボランティア募集」してましたが
多くの応募があり、締め切りました。
一人も集まらないのではと心配していましたが
有難いことに多くの方から応募いただき
ありがとうございました。
楽しかったと言ってもらえるような調査ツアーに
しなければと、プレッシャーを感じています。
調査の様子は、後日ブログにアップ予定です。

自然や環境などに興味をお持ちの方が多いことが
わかり、何か楽しいツアーを企画できたらなあと
思っています。
どんなツアーに参加したいですか?


身近な水環境の全国一斉調査 2015

IMG_3916.jpg
「調査できますか?」
「一斉調査の件、パックテストなど器材を送りました」とメールあり。

「身近な水環境の全国一斉調査」が6月7日(日)に行われるので、島原半島の水質調査を
やってくれないかと、法政大学の小寺先生からの依頼です。
世界環境デー(環境の日)に近い日曜日が実施日になり、「全国水環境マップ実行委員会」のもと
河川の水質に関心のある市民団体や学校などが参加し、気温、水温、CODなどの調査を
毎年全国一斉に行われます。
※ COD : 化学的酸素消費量、簡単には有機物 (汚染物質) による汚れの指標で
        水中のCOD値が大きいことは、有機物が多い。 

水辺の一斉水質調査のHPは、こちら


IMG_3921_convert_20150808232040.jpg
水温測定用の温度計とペットボトルを加工した採水用の容器。

IMG_3923.jpg
COD測定のパックテスト(簡易分析器具)と、採水した水を大学に送るための容器。

IMG_3925.jpg
COD調査キット。

IMG_3929.jpg
提出用調査票。

「やってみます」と返事し、器具も届いたが、さあどうしよう。
いままで法政大学が島原半島の水質調査していた河川の中で、最上流と最下流の測定ポイントのうち
最下流のポイントで、測定しようと思う。
島原半島の河川を調査しながら1日でどれだけ廻れるか考えて、各市町村の代表的な20河川を
選定した。
学校に呼びかけて、水質や環境、水生生物、川に興味がある子供達を集めて
川遊びの楽しさなどの話をしながら調査することも考えたが、ワゴン車を借りたりする経費が
かかったり、もしも事故などおきたら保障できないし、やはり一人でやるしかない。

IMG_3957.jpg
朝8時30分出発です。
島原市から南島原市、雲仙市へと南回りの予定で、長い一日になりそうです。
第1河川は、島原市の「音無川」の島原幼稚園横の中央橋上からの測定開始です。

IMG_3958.jpg
まずは温度計で外気温を測定です。
さあ次は、橋の中央から温度計付の採水容器を投入する。
数分ののち引き上げて素早く水の温度計を読み、検査用容器に採水を移し、パックテストの
チューブ先端のライン(黄緑色)を引き抜き、指で強くつまみ中の空気を追い出して、
チューブの先端を検水の中に入れスポイトのように半分くらい吸い込ませ、よく振り混ぜる。

IMG_3959-crop.jpg
水温が20℃だったので反応時間5分後に標準色表の上にのせ比色し値を読む。
昨夜、作った島原半島水質調査表にデータを記入し、一件目完了。

IMG_3962.jpg
次の河川は、南島原市の「深江川」です。
この川には、テナガエビやウナギ、アユ、貴重なカワアナゴなどが生息する川で
島原・川遊びの会を主催し良く訪れた大好きな川の一つだ。

IMG_3967.jpg
川の中央に採水用容器を投入。

IMG_3968.jpg
採水容器の中には水温測定用の温度計が入ってるので、しばらく待つ。
採水容器を投入したり上げたりするのに紐がもつれたり、パックテストの反応時間5分
待ったりなど結構時間がかかる。
数人いれば各作業を分担すれば、効率がよく時間短縮できるのだが。

IMG_3980.jpg
有家町の蒲河川に到着。
この川は特別な仕掛けがしてあるのですが判りますか?

IMG_3976.jpg
ヒント:コンクリートの護岸に何かありますよね。
実は、ゴム製袋が設置してあり、空気が注入され丸く膨らみ川を堰き止めてることにより
水位が上がり脇の水路に水が供給され、田んぼを潤すのです。

IMG_3974.jpg
もう一つのし掛けがこれ、判りますか?
そうです、魚道です。
ゴム製の堰ができることによりアユなどの魚達が遡上できなくなるのを解消するために
設置されてます。
でも、いままで観察した感じでは構造的に魚達が遡上できないようにように思える。
他にもいろんな魚道が半島内に設置してあるが、殆んどが階段上の昔の魚道で
効果は期待できない。

IMG_3982.jpg
ゴム製の堰が膨らむと右側の水路に水が供給されます。

IMG_3988.jpg
次は有家町の有家川の測定ポイントに到着です。
数年前に河川工事が行われキレイになりましたが、前の自然な川が好き・・・・。

IMG_4001.jpg
南有馬町の有馬川です。
ここまで来ると、調査作業もだいぶ慣れてきてスムーズに終了。

IMG_4006.jpg
有馬川の川幅は半島でも広い川で水量も多く、堰があり右側に階段上の魚道があるが
これは効果がありそうだ。

IMG_4003.jpg

IMG_4036.jpg
加津佐町の津波見川。
島原半島は湧水が豊富で水道水に使われているが、加津佐町の一部はこの川を水源と
しているようだ。

IMG_4030_convert_20150808232138.jpg
水の引き込み口。

IMG_4039.jpg

IMG_4024.jpg

IMG_4066-crop.jpg
小浜町の金浜川。
ジオパークの研修で、この金浜川の下を金浜断層が走っているジオサイトだ。

IMG_4073.jpg
千々石町の千々石川。
前日の雨と田植の影響で川が濁っている。

IMG_4082-crop.jpg
アユが多く遡上する川で、頑張って魚道を駆け上っていく。

IMG_4091.jpg
吾妻町の山田川。

IMG_4096.jpg
瑞穂町の西郷川。
橋の上でゴソゴソと調査していると、ミニパトがスピードをおとし不審そうな眼差しだったが
何とかクリヤー。

IMG_4100.jpg
国見町の神代川。

IMG_4098.jpg
すでに夕方5時になる、ここで最後にしよう、疲れた。
20河川の調査予定だったが、調査の定点ポイントを見つけるのに時間がかかったり、
採水容器の紐が絡んだりなどで時間を費やし、15河川で終了。
帰ってからデータを集計し、各河川毎の採取した水を法政大学に送れば任務終了だ。

後日、法政大学から「2015年度身近な水環境一斉調査の調査結果」が届いた。
私が調査した島原半島15ヶ所を含めて法政大学は中国地方、長野周辺、猪苗代湖、
関東など、688ヶ所もの調査を行ったそうで、すごい。

来年の調査は一人でなく、有志を集めてみんなで楽しくやりたいものだが、
「この指とまれ」と集まればいいが・・・・、来年のことを言うと笑われそうなので、止めときます。
久しぶりに河川の環境も見れたし、充実した一日でした。
次は、タモ網とバケツを持ち各河川をゆっくりと遊びながら廻ろうーっと、ご一緒しませんか。

法政大学の水質調査関連記事は下記をクリック
島原半島の水環境

元気な浜の川湧水

IMG_2213.jpg
「訪問販売おことわり」ではなく、ポストにゆうメールが届いている。
差出人は早稲田大学 鳥越研究室となっている。
本が届いたようだ。
一昨年だったか、早稲田大学から浜の川湧水などについて調査協力依頼があり
手伝ったが、その結果が出版されることになり本を送りますからとメールが入っていた。

関連記事は下記をクリック
浜の川湧水と量石

IMG_2210.jpg
「水と日本人」 著者 鳥越皓之(早稲田大学人間科学学術院教授)
        岩波書店 定価 (本体2800円+税)

  目次
     第一章 上水道を選ばない生活から見えるもの
     第二章 伝統的水利用のかたち
     第三章 水の神と人とのコミュニケーション
     第四章 湧き水と共に暮らす意味
     第五章 水場の公園化
     第六章 水辺のコミュニティー
     第七章 水の景観と観光
     第八章 水をきれいにするとはどういうことか

IMG_2217.jpg
浜の川湧水は、私が全国の湧き水を歩き回った限られた経験数のなかでは、浜の川は
もっとも生活に身近な水空間のひとつである。 (抜粋)

浜の川湧水について、これまでの歴史や水量、洗い場の使用ルール、水質、
1日の使用人数、周辺住民への聞き取りなど徹底した調査が行われていて、
そうなんだ知らなかったということが書かれていた。
全国の水場を調査されて、水環境の現状や問題点なども指摘されていて
行政の方には是非読んでいただきたい1冊だ。
早速、市役所に行き関連部署の方に、この本を見せて参考になるからと推薦してきた。
水の都島原と言われているが、湧水については行政や住民の意識が低くく問題だ。
湧水の流れる側溝に鯉を放流し「鯉の泳ぐまち」として観光スポットとなっていて
新たに拡張される計画があるが、また鯉が大量に放流され死ぬような施設に
ならないか心配だ。
「鯉の泳ぐまち」を早稲田大学の鳥越教授に見せて、意見を聞いてみたかった。

関連記事は下記をクリック
ごめんね、鯉さん
法政大学 通信講座IN島原


theme : アウトドア
genre : 趣味・実用

島原半島の水環境

2008年7月に法政大学の通信講座現地研究が島原で開催されてから早2年半。
首を長くして待っていた論文集がデジタルデータとしてCDが送られてきた。
7年ほど前に法政大学が島原半島の水質調査を行なうそうで、半島内の川や湧水地など
案内を依頼されて毎回水質調査に同行してきたが、調査方法を教えていただいたり、
毎回いろんな学生とも知り会えたりで貴重な経験をさせていただいた。
今回、CDに編集し送っていただいた学生さんも、今は卒業して中学校の先生と
なって頑張っているそうだ。

現地研究時の記事 (2008/7/27)と、法政大学関連記事は下記をクリック

法政大学通信講座IN島原

さすが法政大学!

法政大学IN島原


IMG_0003-2_convert_20110215231611.jpg
論文集の表紙

12名の論文タイトルは下記の通り

  1.  島原半島における棚田 棚田百選の地にみる保全の取り組みと今後の課題

  2.  「鯉の泳ぐまち」の現状と今後の方向性

  3.  島原半島の水質保全における取り組みについて

  4.  島原半島の観光資源の活用について

  5.  島原半島の地下水と農業の現場と取り組み

  6. 「鯉の泳ぐまち」島原の湧水路での養鯉について

  7.  島原市内・雲仙温泉における水質調査と水環境

  8.  島原市の下水道整備と観光資源の湧水について

  9.  島原市の街づくりと水の役割

 10.  島原半島北部の河川特性

 11.  雲仙普賢岳噴火災害と島原の地域性

 12.  火山災害地域の現状と観光を通した復興について


各論文の内容を要約して記載しようと思ったが、まとめるのに時間が
かかりすぎるのでやめときます。
いずれの論文も内容が濃く、厳しい指摘ありでとてもいい。
私一人が読んで終わりにするには、モッタイナイ。
行政や市民の皆さんにも読んでもらいたいが、公開するには教授に了解をもらったが
良いのだろうか?
日本や海外を駆けまわっている教授で携帯つながるだろうか、やってみよう。

水については日本いや世界中で議論されているが、「水の都 島原」いや
島原半島は安心なのだろうか?
「湧水量は減少してませんか?」、「水質は?」、「硝酸性窒素とは?」
「有明町8箇所の水源の内、5箇所は・・・」、知ってますか?
あなたは「水」について考えたことありますか?



theme : アウトドア
genre : 趣味・実用

やっぱり復活

IMGP5325_convert_20100807233438.jpg
島原の温泉熊野神社。

IMGP5317_convert_20100807233210.jpg
今までに、2回熊野神社について記事を書いているが、21年の1月頃湧水が枯渇したが
また復活した。
実は、地元のFMしまばらのパーソナリティー鰻屋こにょろ君から、番組で
「島原の水源地で涼しい場所はどこでしょうか?」との問い合わせがあったそうで、
山中の湧水池2箇所をメールしたが、そういえば温泉熊野神社はと思い出した。
今年の梅雨は大量の雨をもたらしたので、今までのデータだと今月には必ず湧水が
復活するはずとふんで訪れたが、大当たりだ。
平成9年から11年はコンコンと湧き出ていたが、12年から14年は枯渇し
15年は短期間復活したが、また枯渇。
20年7月に復活し21年にまた枯渇という繰り返しで、梅雨時期の雨量が
多いと復活し、それも毎回7月だ。

IMGP5319_convert_20100807233336.jpg
石の間からと、底の砂地から湧き出している。

IMGP5328_convert_20100807233546.jpg
近所の個人宅の湧水も復活し、お茶をペットボトルに入れ冷やしてある。
水の都島原ならではの風景だ。
先週、水祭りが行われたが、当たり前のようにある水に対し市民の認識が高まればと思う。

theme : アウトドア
genre : 趣味・実用

湧水地ガイド

IMGP3857_convert_20100329221139.jpg
土曜日夜は友人宅でのイベントに参加。
昨夜は久しぶりに仲間達といい酒を飲みゆっくりと起床すると、「地理がよく判らないので
今からすぐ迎えに行くから案内して」とM先生より電話がはいった。
「いいですよ」と答えてパジャマを着替え終わった頃には尋ねて来られた、早い。
「水槽小屋を見せてよ」と6名が庭に来られたが、今は水槽小屋にはたいしたものを飼育して
なく、そのかわりに「野鳥の巣」、「オオカマキリの卵」、「スズメバチの巣」などを見せて
セイヨウミツバチとニホンミツバチ、スズメバチの関係など説明。

どこに案内するのか問うと、パソコンで印刷された5枚ほどの地図を出されたが、
大雑把な地図でこの地図の赤丸の辺りで湧水スポットや水が集まってくる場所に
案内してほしいとのことだ。
この地図の場所だったら、大楠の下から湧水がでてる場所があるからと車2台で向かう。
藪の中をぬけ大楠の根元に案内。
大楠の下からは湧水があふれ、田畑を潤している。
数百年の大楠は根があらわになっていてすごい迫力で、岩笛を奉納。

次は、焼山湧水へ。

そこに昨夜の仲間が合流し、先日見つけたキクラゲ採りに山にはいる。
あと、採り集めていたタラの芽をプレゼント。

IMGP3861_convert_20100329221312.jpg
次は雲仙の「一切経の滝」へ。
国民宿舎の青雲荘の横を通り向かい、途中に5箇所の鳥居がありその度立ち止まり
お祈りするのだが、鳥居の中央より左側ででお祈りしなければいけないそうで、
中央は神様が通られるのでそのようにするそうだが信仰心の薄い私は初耳で
ひとつ勉強になった。
でも登山道は人一人が通れるぐらいの幅で、もしそこで神様が通って来られたら
ぶつかってしまうが、肩が当たったと神様から因縁つけられたらどうしよう。
神様は登山道を歩かずに空を飛んで移動し、鳥居のところは中央上部をすり抜けて
いただければと、バチアタリなことを考えてしまった、ごめんなさい。
到着し、みんなでお参り。

IMGP3863_convert_20100329221432.jpg
滝に向かって、岩笛を奉納。

IMGP3864_convert_20100329221543.jpg
雲仙を下り深江町の「内野の湧水」へ。
休日は水を汲まれる人で混雑するのだが、今日は誰もいない。

IMGP3868_convert_20100329221651.jpg
昨年立て替えられた神社の横の穴から大量の水が湧き出ている。
多くのパイプが設置され各所に運ばれている。

1日歩き回ってお疲れ様でした、これでガイド終了。

theme : アウトドア
genre : 趣味・実用

早稲田大学 IN 島原

IMGP1844_convert_20090717215502.jpg


IMGP1839_convert_20090716220932.jpg
先月、早稲田大学の人間科学研究科から電話あり教授と学生2名が島原を
下見に来られた。
そして、今月23日~25日は13名が大挙して本調査。
内容は、浜の川湧水のある船津地区の水利用や、水にかかわる年中行事などの
調査と、湧水を使った町づくりについても。
早稲田大学の協力依頼のメールに、23日は祭日で休みなのでOKと返信してたので
猪原金物店にて会う。
手持ちの「浜の川湧水を紹介した市の広報」や「島原の水を生かした街づくりの資料」、
「島原半島要覧」、新聞記事や各種湧水マップなど持参し調査打ち合わせ。
猪原金物店のある上の町のメイン道路の地下には、湧水と生活廃水が別々に流れるよう
工夫されており道路沿いのお宅では湧水を引き込んで利用できるようになっている。
でも、アーケード内の湧水で小川を作ってある場所や、中央公園の湧水を利用した
コンクリート水路にホテイアオイが繁茂したり、しまばら湧水館の水路など問題も多い。
そして湧水地は、コンクーリートやきれいな石で整備されているが、趣がなくなっていると
思うのは私だけだろうか?
自然石で原風景を再現できないものか・・・・・。
今回の調査結果をいただけるそうだが、法政大の水質調査のレポートように
すばらしいものになるか楽しみだ。

theme : アウトドア
genre : 趣味・実用

法政大学 IN 島原

IMGP2444_convert_20090919151041.jpg
昨年7月に、法政大学の通信講座生現地研修で来られて以来1年ぶりの島原入りだ。
13日~17日まで大分大学で陸水学会に出席し、島原に行ったことがない学生に
島原を見せてやりたいということでの訪問だ。
大分→宮崎→島原へとの工程でいつもながらハードだ。
口之津港から島原へとワゴン車で向かっているとの連絡が入り、今晩テントで
野宿する場所と懇親会の場所に案内役で私の家まで来ていただき山へ。
夕方6時30分と遅くなり、野営するのに焼山園地に案内し薄暗い中だが、学生達は
慣れたもので2張りのテントを短時間に張り上げ、いざ懇親会に。
小寺准教授と学生4名(内女性1名)、島原勢は松下ひふ科院長で島原半島未来塾
塾頭の松下先生と、九州で2番目の歴史ある猪原金物店店主の猪原さんと私というメンバーだ。
初めての学生の為に飲みながら食べながら自己紹介を開始。
学生は大分大学での陸水学会で発表した内容も含めて自己紹介。
アイドルグループの松潤似の子やオカマっぽい子(失礼)など個性ある学生達だ。
毎回、学生達を見るのが楽しみの一つだが、小寺先生の行動力、厳しい指導に
ついてこれれば、実社会で十分通用する。
質問や意見など飛び交いワイワイ騒ぎながら会話が弾む。
白土湖の外来水草が繁茂している現場も見てこられたそうで、市はリンが
増加と言ってたが、湧水からのリンは僅かで家庭排水が流れ込んでいて
その対策をとらないとダメだそうだ、やっぱり。
行政の行っている川の水質調査現場に何度も遭遇したことがあったが、
採水するのも間違いだらけで、大学など専門家から指導を受け価値あるデータをとり
ネットワークすれば良いのだが。
松下先生は、学生が使っている洗剤や石鹸を聞かれ、某有名メーカーの洗剤に
ダメ出しするなどアドバイス。
ウオシュレットについてもダメ出し、風呂で体をゴシゴシ強くこするのもダメなど。
他にも書ききれないほど、面白い話題満載の懇親会だった。

IMGP2446-crop_convert_20090919152933.jpg
懇親会会場は島原城の近くの「寿司 海音」さんだが、あまり外食しない私は
初めての店だ。
壁に掛かったメニューに、学生が「バー丼て何?」と店の大将に聞くと「鳥丼」の
事だそうで、よく来る学生が名付けてくれたそうだ。
学生御用達の店で、学生の腹を満たすのに並みの量ではないそうで、
この大皿に出すんですよと見せてくれた、驚きの大きさ。

IMGP2463-crop-crop_convert_20090920221030.jpg
お手元の袋を見ても、変な店だと解るが大将も話し好きで面白い。
腹を減らした学生諸君、たらふく食べたければ「海音」へ。

IMGP2462-crop_convert_20090919154656.jpg
2008年度の活動記録と2009年の研究報告の冊子をいただいたが、
日本各地だけでなく海外での活動報告もされている、もちろん島原での
現地調査の活動も含まれている。

IMGP2448_convert_20090919153108.jpg
翌19日朝7時30分、野営している焼山園地に、途中缶コーヒーを購入し
スクーターで行って見る。
すでに学生達は出発の準備を始めていた。
「トイレに行けた?」と女の子(学生)に聞くと、「怖いので我慢しました」と返事が返ってきた。
実は昨夜の懇親会で幽霊が出るよ、トイレには蝙蝠がいるから注意してなど
みんなで脅かしていた。 
ごめんなさい、でも蝙蝠は本当にいる。 (小さく黒い蝙蝠のウンコが散乱している)

IMGP2451_convert_20090919153258.jpg
焼山園地の展望所で記念撮影。
平成新山は雲に覆われて見えないが、天気は最高。
でもよく見ると、小寺先生のおなかがパンパン、メタボチェック完全アウト。

IMGP2454_convert_20090919153436_20090921000703.jpg
ワゴン車の中は、学会での発表もあり各自のスーツやパソコン、資料、テント、着替え、
水質調査機材など満載。
今日は、島原市内を見て、雲仙を経由し長崎へ行き、夜に東京に向けてひた走るそうだ。
毎回こんな強行スケジュールで大変。

IMGP2455_convert_20090919153554.jpg
まず、いつもの測定ポイントでもある近くの焼山湧水で水質調査開始。

IMGP2457_convert_20090919153713.jpg
外気温、水温、PH、RPH等など学生達がテキパキとこなしていく。
RPHを測定するとき、試験管の中の水をこぼさないように酸素と化合させるのに
泡立てる振り方が最初は難しかった記憶がある。
以前、先生と二人で雨の中調査して廻り大変だったことがあったが、
今日は高見の見学で楽チン。

IMGP2458_convert_20090919154014.jpg
流速の測定は、今日は機器を使わずにやってみるとのことだが私も初めて見る。
メジャーを水の中に入れ、3mのところから葉っぱを流して時間を計る方法でそれを
数回繰り返す。 水深、川幅も測定。
でも、測定中や測定終了後の片付けなど女の子が率先し動いており、機器の運搬も
女の子がやっているので、男の子に「荷物を持ってやったら?」と言うと、「彼女は大丈夫、
力持ちですから」と返事が返ってきて、女の子も「大丈夫ですよ」と明るく答える。
懇親会の時もそうだが、女の子が一番覇気があり頼もしかったが、男性群頑張れよ。
「結婚して子供でも生まれれば嫁さんに完全に尻に敷かれるぞ」と声をかけたかったが、
自分のことを考えると言えない自分がいた。

IMGP2460_convert_20090919154433.jpg
次は、猪原金物店に行き敷地内の湧水の検査。
金物店は食事もできるので、朝食を摂ることになったが御飯が炊けるまで30分ほど
時間がかかるそうで、その時間を利用して学生達を市内の湧水ポイントに歩いて案内。
朝昼兼用の食事終了後、雲仙へと向かうためここでお別れ。
小寺先生は10月初旬、熊本で学会があるのでまた島原に寄るそうだから会えるが
学生達、卒業するまでにまたおいで。 バイバイ。

theme : アウトドア
genre : 趣味・実用

電解質

IMGP2001-crop_convert_20090808234341.jpg
昨日はテレビで南島原市口之津で全国一の最高気温が38.8℃と報道されていた。
梅雨もあけ、暑い日が続きそうで夏バテしないよう体調管理には十分注意しないといけない。
先日、健康診断をうけ病院で結果を聞くと、先生から電解質が基準を下回っているとの
指摘をうけ普段の生活を聞かれた。
朝と夕方の各30分程事務所でデスクワークし、他は外での仕事だが、炎天下の中
汗でビッショリの毎日でお茶をペットボトル数本につめ持参して飲み干してると言うと、
多分そのせいでしょうねとのこと。

IMGP1998-crop_convert_20090808234130.jpg
先生が言われるのには、お茶だけじゃなく「アクエリアス」や「ポカリスエット」などを
飲んで水分補給したほうが良いとの指導をうけた。
毎日のことなので経費のことを考え、アクエリアスの粉末を購入し冷やして持参することにした。
箱には
  ・スムーズな水分補給 アイソトニック飲料
  ・汗で失った電解質も補給
  ・運動するカラダのサポート成分
      となっている。
梅雨もあけ暑い日が続きそうなので、外仕事やスポーツで汗を大量にかかれる方は
水分補給と熱射病、熱中症にはご注意ください。
野遊びには、帽子と長袖シャツであまり頑張り過ぎないよう、程々に。

theme : アウトドア
genre : 趣味・実用

アクセスカウンター
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

川おじさん

Author:川おじさん
川おじさんのブログへようこそ!
川、山、海、池、田んぼ等でいろんな生き物との出会いを楽しんでいます。
無断リンクOK

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。